REAL CUSTOM WAH
また、クライドマッコイtypeはフレーズに対するレスポンスが遅れる事があり、SRV的速いパッセージ等では追従性が悪く感じる事があります。
更に言うのなら、JimiHendrixはクライドマッコイワウを使用していた…と言われてますが、どうも音源を聞く限りではV846なのではないかな?と思われます。と言うのも、クライドマッコイワウはロンドンの老舗・サウンドシティで発売されました。クラプトン・ジミ・ジェフベック等の新鋭ギタリストが使いはじめるのですが、もっとサウンドをシャープにと言う要望から、数年後販売されたのがV846と言う経緯が在ります。新鋭ギタリスト達の要望とアンプのハイゲイン化(今となっては大した事はないがw)によりV846がもてはやされたのは言うまでもありません。
再現にあたり、クライドマッコイ・V846を始め、60年代JENや70年代初期のJEN等ありとあらゆるワウを試奏しました。
その中で一人のコレクターから修理で託されたV846、これが実に最高のサウンドでした。
もちろんコレクターも大切に扱っていたものですが、懇願して(笑)なんとか自分のものにする事が出来ました。
そこから研究を重ね、苦労したのは太さの中にシャープさを同居させる事でした。
クライドタイプワウは何度も製作し、マイルドで柔らかい効き具合を再現する事は比較的容易にできたのですが、両立、となると、難しい…
更に、シャープさにも関連するのですが、速いパッセージに合わせ、踏み戻しを繰り返すような使い方で(SRVモンタレーのVoodoo Chileのエンディングのような…)しっかりフレーズに追従するレスポンスまで再現するのは至難の業でした。
結果的に現在の仕様は、手巻きインダクタ(見本写真とは異なります)&ポットはSHUの鬼の子のクラロスタットポット、もしくはCTS特注のポットをヒアリングしながら組み上げています。
自分のコレクションを切り崩しつつ、作るものですので、あまり作りたくない製品でもあります(爆)
バッファは付けてありますが、SRVのようにクリーンにしつつ、ワウの掛かり具合が甘くなった状態等を再現する際は、FUZZモノなどの方を加工した方がベストな場合も在ります。その点もご相談に乗りますよ。
筐体サイズは市販JIM DUNLOP製品と同じです。
電源 9v 006P 9Vバッテリーのみ
受注生産品 バッファ有・無 LED有・無 仕様変更可能
(LED取り付け不要の場合は高耐久Carling製スイッチを使用)
OPEN価格
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